アトピー性皮膚炎
【症状解説】
アトピー性皮膚炎とは、生まれつきアレルギーになる素質をもった乾燥肌の子どもにみられる、かゆみを伴う湿疹です。慢性化しやすく激しいかゆみを伴います。
アレルギーを引き起こす物質のことをアレルゲンとよびますが、アレルギーとはある物質に対して、特に敏感に反応し、皮膚炎や鼻炎、喘息などを発症する状態のことをいいます。
一般的には、生後3〜6ヶ月から多く発症し、乳幼児、小・中学生までみられます。
湿疹は左右対称にみられ、乳幼児では頭や顔に始まり体幹や四股に下がって行き、幼児では、首筋、肘の内側、膝の裏側にできることが多いです。
小学生くらいになると、皮膚の抵抗力で90%くらいのアトピーは治癒しますが、残りはそのまま発症しつづけ、また大人になってから発症する人もいます。
【原因】
アレルゲンの原因物質になるものは、ほこり、イエダニ、花粉、カビ、食品、洗剤、建材、繊維などがありますが、人それぞれによって違います。
【対策】
★自然治癒の健康アドバイス
実例No.1 男性
じんましんの療法(アトピー性皮膚炎を含む)はどうしたらいいでしょうか。
○アドバイス
アトピーは、特定の物質にたいする先天的過敏性を特徴とし、その体質は遺伝するとされています。
アトピー体質は、ぜん息やじんましんをおこしやすい体質ということになります。
したがって、慢性じんましんの場合、これがまず疑われるのが当然の順序です。ある例の専門医の診断で、慢性じんましんを食事と無関係としたのは、体質に重点をおいた見解とみるぺきでしょう。
それにしても、アトピー性皮膚炎の外用薬として、ビタミンA,Dを主剤とする軟膏がきくとされているところをみると、この体質も、慢性じんましんも、食事内容と関係なしと断定するのはむりのように思われます。とするならば、アトピー体質も、「体質論」のなかで十分に説明できるものになりそうです。
ただ、一言でいう結論は、体質的な欠陥の多くが、ビタミンの大量投与によってカバーできるということです。
慢性じんましんにたいして、高タンパク食と、ビタミ、ンA,D、B2、B6、C,Eをすすめてみたいと思います。ここには、皮膚炎が強いストレッサーになっているという認識があり、皮膚の結合組織と機能とを完全にしようという意図があり、さらに、皮膚細胞の自己消化を防ごうとする意図があります。ここにあげた栄養物質が一つでも不足すれば、皮膚の栄養条件に欠陥がおきるわけですから、どんな障害がおきてもおかしくありません。ましてや、アトピー体質で、ビタミンAかDかを大量に要求する条件があれぱ、皮膚炎の公算は異常に大きくなるはずではありませんか。
慢性じんましんの特効薬レセルピンには、これらビタミンの消費を抑制する作用があるのではないでしょうか。
適齢期のOLには、すぐにぐったりして、じんましんがでるような人がよくみられます。このような急性じんましんには、ストレスとみなされるものがあるような気がします。これが、高タンパク食とビタミンCとで解決する性質のものであることは、いうまでもありますまい。
なお、別例に鶏卵のことがありますが、卵のタンパク質が、人間にとっては異種タンパクであり、それがアレルゲンになる人がいます。このとき、その異種タンパクが未消化のまま小腸で吸収され、血中にはいったことになります。牛乳も、まったく同様にして、それがアレルギーをおこす場合があります。加熱すれば大丈夫とありますが、それも一般的にいえることです。タンパク質は、加熱すれぱ変性してしまうし、消化しやすくもなります。したがって、その一部が未消化のまま血中にはいっても、アレルゲンとしての活性を発揮することができなくなるのです。
じんましんでは皮膚に炎症がおき、そこに活性酸素の発生があるはずです。これが炎症を悪化させると思われます。ビタミンEの塗布が有効なケースのあることは、その活性酸素除去作用によるものでしょう。これをやってみるのがよいかもしれません。ただし純正品でないとだめです。
体内で炎症をおこすのに、中心的役割をするのがヒスタミンという物質です。そのため、薬では「アレルギーには抗ヒスタミン剤」というのが常識となっています。
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